獨協中学校|デジタルパンフレット
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各学年を代表する6名の獨協生が本音で語り 校長先生が毎朝、校門に立って挨拶してくれることに感動。挨拶の大切さを実感し、自分も挨拶できる人間になることを誓った。生徒同士がお互いに認め合える環境があるので、獨協にはいじめがないのだと分析。男子校の一体感も心地良く感じる日々。バレー部ながらマラソン大会で優勝したことで陸上部にも入ることを決意。運動部の兼部は大変より楽しいことの方が多い。■獨協に入学した経緯を教えてください。青野 6年前になりますが、獨協に通っていた兄がいつも楽しそうで、自分も獨協に憧れて受験したことを思い出します。確か他の学校は受験もしませんでした。阿部 獨協を含めて3校受験し、3校ともに合格しましたが、直感で獨協に決めました。獨協祭がすごく面白かったので、その印象が強かったのかもしれません。佐藤 小6の11月頃に親と一緒に学校説明会に参加したときに、学校の雰囲気を気に入ったのが獨協との出会いでした。小林僕もきっかけは学校説明会です。ただ僕の場合は小5の秋に学校説明会に参加し、先生方の学校紹介に感動して、それから受験本番まで獨協一筋、ずっと第一志望でした。齋藤 うちは父親が獨協の卒業生です。父親の頃は全国的に学校が荒れていた時代らしく、バイクで学校を走り回るなど、今では考えられない話を聞いていたので、何となく男子校は怖いところというイメージを持っていました。が、実際は全然そんなことなく、楽しいところで良かったです(笑)。関﨑 僕は最初から男子校志望でした。共学よりも自由なイメージがあったからです。それとアーチェリー部に入りたかったので、アーチェリー部のある男子校となると候補はかなり絞られ、その中から獨協を選んだ感じでした。小林 男子校は良いですよね。やっぱり女子の目を気にしなくて良いメリットは大きいと思います。気兼ねなく友だち同士、バカ話で盛り上がれますし。青野 社会に出たら女性のいない男性だけのコミュニティなんてありませんから、男子校で過ごす時間は、本当に貴重な体験だと思います。男子校特有の異常な盛り上がりやノリの良さを味わえるのもこの6年間だけ。卒業するのが少しさみしいです。■印象に残っているイベントは?阿部 男子校のノリと言えば学校行事。実行委員も務めた獨協祭の後夜祭では、みんなの気分が高まり、どこからともなく突然コールが湧き起こって、妙な一体感が生まれたことに何だか感動しました。佐藤 獨協では、中学は体育祭ですが、高校からはスポーツ大会が開催されます。このスポーツ大会がクラス全員ガチで勝ちに行くので、フットサル、ハンドボール、ドッジボール、バスケットボールとすべての競技が、めちゃくちゃ盛り上がります。これこそ男子校ならではです。関﨑 中学ではテスト期間が終わると「学年企画」といって、学年ごとにイベントが行われます。博物館に行ったり、スポーツをしたり、百人一首大会を開催したりなど、先生方がいろいろ企画してくださるのです。テストが終わった解放感とともに実施されるのですごく楽しく感じます。齋藤 学年企画は良いですよね。うちの学年はドッジボール大会をやって、ちょうどサッカーのワールドカップの時期で、あちらこちらで「ブラボー!」と叫び声が上がっていました(笑)小林 うちらの代は、ちょうど新型コロナの影響をまともに受けて、行事という行事がすべて中止になりました。入学式でクラスメイトに初めて会ったのも6月。でも前向きに考えていて、徐々にイベントや部活動などが通常に戻って来るのが楽しくて。その反動じゃないですけど、今はバレーボール部と陸上部を兼部しています。青野2つの運動部を兼部はすごいね。でも僕らの代も修学旅行はハワイに行けずに少し残念でした。とはいえ、男子校の特性なのか、獨協の特性なのかわかりませんが、何事もポジティブに考える人は多い気がします。第一志望の入学ではなかったけれど、全力で学校生活を楽しんでいる人や、補欠でギリギリ入学したのに勉強を頑張って成績上位になった人も周りに多くいました。2023獨協座談会メンバー関﨑 惟心中学1年(アーチェリー部)齋藤 悠太中学2年(ソフトテニス部)小林 和生中学3年(バレーボール部・陸上部)獨協座談会「獨協の志望理由」や「勉強と部活との両立」

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