獨協中学校|デジタルパンフレット
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獨協中学・高校は、古くより多くの医家を輩出し、各地で医療・保健・福祉の分野に務めております。それら医師となった卒業生は実に1200名以上、出身大学は50校以上に及びます。そこで同窓会ドクターズクラブ(http://www.ddclub.net)が平成12年に結成され、学術情報交換や親睦、書籍の発刊などが続けられております。これらは世代や出身大学、診療科目を超越したユニークなコミュニティとして、医学界で注目されております。医師の仕事は、同業者との絆が大切です。是非とも医学の道を獨協中学・高校で目指し、我々の仲間に入ってください。学校のよさとは、何でしょうか。私は「母校を誇りに思えるかどうか」に尽きると思います。記者をしていると、同僚にも取材先にも、御三家や国立出身者もたくさんいますが、私自身は、獨協でよかったという思いを年々強くしています。最大の理由は、校風です。個性なく予備校化する学校も多い中、自由を重んじる伝統が息づいており、自分の頭で主体的に考えることが何より重視されました。社会に出ると、正解が一つとは限らない問題ばかりです。最後に頼れるのは自分で考える能力しかありません。もう一つは、歴史です。多方面にわたる偉大な先人たちの蓄積は、新興校には決してまねできないものです。卒業してから気づく「獨協」の良さもあるものです。獨協の教えを胸に社会へと羽ばたき、現在活躍中のOBたちに、懐かしの我が母校について語っていただきました。DOKKYO Junior and Senior High School 2024私が獨協で得た一番大きなものは、自分の強みを見つけ、自信をつけられたことです。当時私はドイツ語を第1外国語で学ぶクラスに入り、お互い高め合える仲間と切磋琢磨する中でドイツ語の知識を身につけ、それが大きな自信となりました。この自信が大学受験時にもチャレンジの原動力となったのです。また勉強に限らず地道に続けたことは自信となり、いつか自分の助けになると思います。私の場合も大学で学んだ情報学の知識や趣味の動画編集が会社から必要とされ、現在は遠隔医療のマーケティングの仕事にも生かせるようになりました。獨協生のみなさんも自分の強みを見つけ、ぜひ自信をつけてもらいたいです。獨協の魅力は「アットホームな雰囲気」だと思います。先生方が生徒の立場に立って親身に考えてくださり、生徒と先生の距離がとても近いです。そのため、わからないことがあったら質問に行きやすく、勉強のこと、部活のこと、日常の悩みなども相談しやすいです。卒業後も温かく受け入れてくれる教員室の雰囲気は獨協らしさの象徴だと思います。また、比較的自由な校風で、先生方が生徒の挑戦を応援、サポートしてくれることも大きな魅力のひとつです。私の大学受験も、私の考えを後押ししてくれた担任の先生のおかげで無事に終えることができました。後輩のみなさんも獨協でどんどん挑戦してほしいです。28伊藤病院院長獨協同窓会ドクターズクラブ会長伊藤 公一さん (1976年度卒業)慶應義塾大学 総合政策学部卒業共同通信社 記者井手 壮平さん (1993年度卒業)東京大学 工学部卒業株式会社フィリップス・ジャパン秋元 啓さん (2009年度卒業)一橋大学 商学部石山 嵩也さん (2019年度卒業)卒業生からのメッセージ獨協卒医師仲間の絆学校のよさとは自分の強みを見つけ自信をつけること生徒のチャレンジを応援してくれる先生方

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