獨協中学校|デジタルパンフレット
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ドイツ語社会理科鈴木DOKKYO Junior and Senior High School 2024世の中を深く理解することが目的となる社会科では、中学1・2年で地理・歴史を、中学3年で公民を学びます。中学1年では学校周辺の地理的特徴を歩いて学ぶ企画に取り組んだり、中学2年の夏休みには自分の住む町の歴史リポートを制作したり、実際の“現場”を知ることを通じて深く考える学習の大切さを身につけます。この姿勢は中学2・3年を対象とした社会科見学や高校2年での地理野外実習のほか、その他の授業にも生かされていきます。理科の楽しさのひとつは、実際に自分の目で見て観察することにあります。そのため中学1・2年の段階では実験・観察とそのレポートを重視。中学1年の夏休みには、身近な小動物の観察レポートにも取り組みます。また単元に応じて教科書の内容が基本的な範囲にとどまっていても、分子量・加速度・細胞・遺伝といった高校レベルの概念を中学の段階で取り入れるなど、中学から高校理科へのスムーズな移行を考慮したカリキュラムも特色です。獨協は伝統的にドイツ語教育に力を入れていて、独自のカリキュラムを持っています。高校1年からドイツ語を学ぶことができ、高校1年の1年間だけ教養程度にドイツ語に親しむコースと、高校3年間にわたって、欧州言語共通参照枠(CEFR)に準拠したグレード(A1〜B1)の取得を目指していくコースがあります。ネイティブ教員の授業やドイツへの短期留学のチャンスもあり、ドイツ語を実際にコミュニケーションに使う機会を多く設けています。8激動の時代と言われますが、世の中で起きている出来事すべてが社会科のテーマです。どこで(地理)、どんな経緯で(歴史)、どういう制度が関係するのか(公民)。物事を1つの側面ではなく、多面的に考える思考力を磨きましょう。そうすることで自ら課題を発見し、解決する力を鍛えることにもつながります。物理で学ぶテーマは、目に見えない原子の世界から宇宙全般に至るまで、とてつもなく広い領域となります。これだけ大きなスケールで学べることが理科の醍醐味です。実験の機会も多く用意しますが、実験は歴史上の科学者が歩んできた行程を追体験すること。ぜひ科学者になったつもりで楽しんでください。英語に加えてドイツ語を学ぶことは、英語だけを学ぶより圧倒的に視野や世界観が広がります。それぞれを比較して気づくことも多くあるはずです。昨年は留学ができなかったため、世界各国でドイツ語を学ぶ学生たちとオンラインで交流する機会を設けました。閉鎖的な時代にこそ世界に目を向けることも大切です。学びの特色学びの特色学びの特色情報に流されず、何事に対しても多面的に考える癖をつけましょう。原子の世界から宇宙の神秘まで、理科の学問領域は果てしなく壮大です。ドイツ語を通じて世界中に目を向ける大切さを伝えたいです。鳥鳥山山靖靖弥弥佑佑麻麻添添田田千千裕裕フィールドワークを重視した学びが、深く、広く考える大切さを教えてくれます。自分の目で見て、触れて、体験することで理科の本当の楽しさを理解できます。ドイツ語を本格的に学べる環境が、海外への強い関心を刺激しています。

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