教科ガイド 獨協の学び

中高一貫教育のメリットを最大限に活かし、各教科担当の教員が創意工夫をこらした、わかりやすく親しみやすい授業を展開します。また中学では一部の科目で少人数制・習熟度別授業を採用。高校では選抜クラスを設置し、高い水準の生徒に対応できる授業を行っています。

外国語教育

英語科

国際社会で活躍できる英語力の養成

本校の英語教育は、アルファベットの復習からスタートし、4技能をバランス良く養成していくカリキュラムを組んでいます。中学では日本人教員による授業を4時間、外国人教員が主導する授業を2時間実施し、基本的な文法事項を定着させながら、スピーキング活動やライティング活動につなげていきます。高校では、英語コミュニケーションを4時間、論理表現を3時間の計7時間の授業を有効に活用し、中学までに培った英語力をさらに飛躍させる授業展開を行っています。本校英語科は卒業後に国際社会で活躍できる英語力の基盤を確実に養成していきます。

英語科のネイティブ教員による授業風景

■使用教科書

三省堂『New CROWN Infinity English Series』

●副教材:数研出版『5STAGE 英文法完成』/アルク『ユメタン』

中高一貫校向けの教科書『New CROWN Infinity English Series』をベースに、副教材の『5STAGE 英文法完成』を用いて英語力の土台を完成させていきます。また、『ユメタン』を使用して語彙力の増強も図っています。中学3年生で英検準2級を取得できるよう、バランスの良い英語力を養成することを目標としています。

英語科の教材

ドイツ語科

国際基準と交流で育むドイツ語力

本校のドイツ語教育では、国際的な語学基準であるCEFR(ヨーロッパ共通参照枠)を取り入れ、学びの到達目標を明確にしています。中学から高校へと段階的に学ぶ中で、「使えるドイツ語」を意識した学習を進めます。また、ドイツの学校との交流や研修など、実際に言葉を使う機会を大切にしているのも特長です。教室での学びと交流体験を結びつけることで、語学力だけでなく、異文化への理解や伝える力を育んでいます。

ドイツ語科のネイティブ許員による授業風景

PASCH(パッシュ)とのつながり

PASCHで深まる、ドイツとのつながり

本校は、ドイツ外務省が推進するネットワーク「PASCH(未来のパートナー学校)」の加盟校として、ドイツとの継続的な交流を大切にしています。PASCHを通して、生徒たちはドイツ語学習だけでなく、ドイツや同世代の生徒とつながることができます。また各プログラムやドイツ研修への参加は、異なる文化や価値観への理解を深め、世界をより身近に感じるきっかけとなります。ドイツとつながる学びが、生徒の視野と未来を広げています。

未来のパートナー学校(PASCH)

数学科

確認テストや補習、習熟度別授業で
確かな学力を育む

進度に応じて確認テストを実施し、学習内容の定着度を定期的に確認しています。基準点に満たない場合は補習を行うなど、きめ細かなフォロー体制も万全です。 また、中学3年生からは習熟度別クラス編成を導入。生徒一人ひとりの理解度や進度に合わせた指導を行い、無理なく着実にステップアップできる環境を整えています。

数学科の授業風景

■使用教科書

数研出版『体系数学』(代数編・幾何編)

中高一貫校向けの教科書を使用しています。公立校では学年ごとに分断されている分野を、体系的に連続して学ぶ構成が特徴です。 例えば「方程式」の後に「連立方程式」、「比例・反比例」の後に「一次関数」を学ぶなど、関連分野を効率よく横断的に学習することで、数学的な理解をより深くスムーズなものにします。

数学科の使用教科書

国語科

言葉を通して
すべての学びにつながる力を養う

文章にじっくりと向き合うこと、たくさんの文章に触れることを通して、広い視野の獲得と思考力の深化を図ります。現代文と古典の学習にバランスよく取り組めるよう、中学1年次から科目を分けています。現代文では演習の時間を充実させ、様々な文章に対応できる読解力を育みます。古典では小テストや補習を実施し、つまずきやすい文法・単語学習を支えます。中学3年次には表現力の養成に特化した授業も通年で行います。また、漢字検定を実施する等、語彙力を増やす機会を用意しています。

読書をする生徒

■使用教科書

光村図書『国語1〜3』・『中学書写』 

教科書教材の他、自主教材を多数取り入れて授業を行います。また、速読テキスト、漢字テキスト、文法テキスト等、複数の副教材を中学段階から使用しています。中高一貫教育の強みを活かし、大学受験で求められる学力を中学1年次から系統立てて養います。

国語科の使用教科書

理科

実体験が育てる「考える力」

中学では理科を第1分野と第2分野に分け、それぞれの授業の中で実体験や実験・観察を重視するカリキュラムをベースに、自然科学の法則を主体的に学ぶことその奥深さと面白さを体験し、地球環境問題をはじめとする諸問題を解決していくために必要な「考える力」と「実践行動する姿勢」を伸ばしていくことを目標としています。

理科の実験授業風景

■使用教科書

「啓林館 未来へひろがるサイエンス1~3」・「東京書籍 高等学校生物基礎」

中学校では実験観察を数多く取り入れることで、生徒の興味関心を引き出しながら、自然科学の法則性について学んでいきます。中学3年次の第2分野では、中高一貫校の利点を生かし、高等学校生物基礎の教科書を使用して生物学の学習を進めます。

理科の使用教科書

社会科

よりよい社会の形成者に求められる
資質や能力を養う

中学1・2年次は地理と歴史を並行して学習します。地理は土台を知ること、歴史は背景を知ることを重視します。中学3年次は公民を学習します。地理と歴史で学んだことを活かして、公民は現在の世の中をより深く知ることを目指します。社会科見学なども含めて実際に目で見て肌で感じることで多くの知見を獲得し、将来自分が社会にどのように貢献することができるかを考え行動できるような生徒の育成を目指します。

社会科の校外学習(秩父巡検)

■使用教科書

地理:東京書籍『新編 新しい社会地理』
歴史:東京書籍『新編 新しい社会歴史』
公民:教育出版『中学社会公民 ともに生きる』

中学校では検定教科書を用いて基礎学力の定着を目指します。授業内で適宜小テストなどを実施し、こまめな確認を促しながら授業を進めています。生徒の興味関心を引き出す工夫を凝らした授業展開を行っています。

社会科の使用教科書

保健体育科

運動の楽しさを知り、仲間と熱中する

完全中高一貫の男子校という環境を活かし、「全員が楽しめる授業」を追求しています。バスケットボールやフットサルに加え、アルティメットやタグラグビーなど多様な種目を導入し、運動経験を問わず誰もが夢中になれる授業を展開します。高校1年生では柔道を通じ、心身の逞しさと礼節を育みます。また、中学1年生の3学期からは毎週1時間の保健の授業を実施し、生涯の健康を支える土台を築きます。

体育の授業風景(サッカー)

■使用教科書

中学:Gakken『新中学保健体育』
高校:大修館『新高等保健体育』

中学生では、心と体の仕組みなどの基本を、身近な例を交えて「分かりやすく、面白く」学べるように工夫しています。高校生になると、基礎を土台により専門的な内容へと学びを深めます。大切なのは知識を覚えることだけではありません。学んだことを「自分の生活にどう活かすか」を常に考え、生涯を通じて自分自身の健康を守る力を養います。

保健体育の使用教科書

芸術科

様々な芸術活動を通して「みる力」を養い
知性を磨く

中学は音楽と美術が必修、高校は音楽、美術、書道から1科目選択をして学びます。音楽の「流れ」、美術の「非具象」、書道の「書は人なり」など、何かと抽象的に捉われやすい芸術ですが、日々の努力や積み重ねを「目に見える形」にすることで、それぞれの個性(作品、自己、他者)を実感し、相互理解に繋げていくことができる分野でもあります。芸術活動を通して、答えの無い問いに対応し得る「知性」を磨いていくことを目標に学んでいきます。

芸術科(音楽)の授業風景

■使用教科書

音楽:教育芸術社『中学生の音楽』・『中学生の器楽』
美術:光村図書『中学校美術』

教科書の他、音楽ではリコーダー、美術では水彩絵の具や色鉛筆、スケッチブック等、書道では毛筆、硬筆、ペン字、創作物(篆刻等)を使用しています。個々で取り組む課題の他、グループ活動も数多く実施しています(例:音楽ではハンドベル、アカペラ、器楽合奏、ウクレレ、ギター等に取り組んでいます)。

芸術科(音楽)の使用教材

情報科

情報活用とデータ分析を通じて
論理的な思考を育む

単なるコンピュータの操作習得にとどまらず、情報をどう扱い、どう課題を解決するかという「考えるプロセス」を重視しています。高校2年の情報Ⅰの授業では数学的な視点を取り入れたデータ分析にも触れ、客観的な根拠に基づいて自分の考えを論理的に組み立てる力を養います。プログラミングやメディアリテラシーといった多様な学びを通じ、変化の激しい社会を自らの力でしなやかに歩んでいくための、一生モノの土台作りを目指します。

情報科の教材

■使用教科書

高2:実教出版『最新情報Ⅰ 新訂版』

教科書を軸に、デジタル社会の仕組みを基礎から体系的に学びます。特に、大学入学共通テストでも重要視される「データ活用」の領域では、数学Bの統計分野の内容を情報科の授業内でも並行して扱うことで、知識の定着と深化を図ります。これからの「データサイエンス」時代に求められる、客観的なデータに基づき論理的に考察する力を着実に養います。

情報科の使用教材

技術・家庭科

実物教材・教具で確かめる
しくみとはたらき

本校の技術科では「もののしくみを理解する力」を重視しています。技術的なしくみには特有の「読み描き」があります。スクリーン上で把握できるものはあふれていますが、しくみがあるものについて、実物を自分の手で動かして確かめながら考えることに重点を置きます。その学習過程に適したものを何種類も開発・用意し、クラス全員が触れることができる数量を備えています。(写真は教材の例です)

技術・家庭科の教材
技術・家庭科の教材

■使用教科書

技術分野/実教出版・家庭分野/教育図書

装置を使うだけ・外から見るだけ・作るだけでは、技術的なしくみの基本原理はなかなか理解できません。部品や要素がいくつも組み合わされたまとまりで成立しているものを理解するために、しくみを観察するだけでなく、組み合わせを変え、図を読み、図を描き、言葉で表す活動を授業で重視しています。そのための独自のカリキュラムと学習プリントを作成して授業を進めています。

技術・家庭科の教材