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2026.07.28

海外研修(イエローストーンサイエンスツアー 5日目・6日目)

5日目は、国立公園の少し北東、高度3334mのベアトゥース・パス近辺の高山植物の植生観察を行いました。ベアトゥースを目指しながら、最初に今は消失してしまった氷河の学習をします。現在自分たちが立っている場所から2キロ上まで氷河があったこと、その氷河が流れ落ちて山を削ったロッキー山脈の長い跡を見て、驚きの声が上がります。

 

興奮も冷めやらぬまま、次は高山に残った雪の学習です。赤くまだらになった「スイカ雪」を実際に触り(雪合戦の許可も出たのでもちろんそれも)、色の変色はバクテリアによるものであり、氷河の中には「氷河ミミズ」がいるなど、氷河が決して死の世界ではないことを学びます。

 

そして、本日の一番の目的地であるベアトゥース・パスへ。可憐に見える高山の花々が実は激しい生存競争を行っており、地中の根は非常に太いものである等、様々な植物の生態を実際に見せていただきました。生徒たちはこの上ない絶景を楽しみながら、イエローストーンの地形、植生を体感していました。

 

素晴らしい景色を見せてもらったお礼として、歩きながら落ちているごみを環境保全のために皆で拾い集めます。自らすすんで岩の中のものを拾う姿は、さすが獨協生!と嬉しくなりました。

 

学習のあとのランチは、これまた絶景のベアトゥース・レイクのほとりで、スティーブ先生が作ってくれた新鮮な野菜たっぷりの軽食を楽しみます。夕方からは行く先々で学んだ植生の変化の復習グループワーク、発表を行います。

 

サイエンスツアーも折り返し地点。翌日はウエストイエローストーンに移動し、体験学習をします。

 

 

6日目は、3日間お世話になったクックシティを離れ、火山の街ウエストイエローストーンを目指します。
 
野生動物の宝庫と呼ばれるラマーバレーに別れを告げ、まずはUpper fallsを見学します。ものすごい水量で流れ落ちる滝に言葉を失いつつ、ゆっくり雄大な眺めを楽しんだ後は、外輪山から徐々に火山地帯に入っていきます。
 
Mud Volcano Areaでは、ホットスプリングスに生きる生物の学習をしました。泥のような「温泉」が、実は細菌の営みにより作られたものであり、私たちが通常イメージするような熱いものではないこと、広大なイエローストーンスーパーボルケーノの成り立ち等を、スティーブ先生が時には生徒と実演しながら教えてくださいます。
 
今日の締めくくりは、「イエローストーン」の名前の由来となった、ネイティブアメリカンの言う「黄色い石」を見にartist pointへ。渓谷の絶景に圧倒されながらも、しっかりイエローストーンの長い歴史を学ぶことができました。
 
合間には、湖のほとりでランチ(なんとカレーライスです!)を楽しんだり、夜は公園でソーセージを自分で焼きホットドッグを作ったりと、またまた充実した1日となりました。
 
翌日は早朝に出発、火山の学習が続きます。