緑のネットワーク通信

2014.03.04

カワニナの背中

昨日、ビオトープを見に行った際、ショッキングな出来事がありました。

ヒキガエルが、池のふちで死んでいたのです。獨協ビオトープは、近隣の自然とのつながりをつくることをひとつの目的としており、招き入れたい動物のひとつにこのヒキガエルがいます。都市化によって、ヒキガエルの生息環境は狭まり、産卵する池も減っている昨今、獨協ビオトープが都市部の自然に対して担うものは大きいと思っています。

せっかく冬眠からさめたカエルが池に訪れ何らかの原因で死んでしまったのか、カラスか何かに捕まって運ばれている間に落ちたのか、わかりませんが、改修したビオトープに新しい命を宿してくれるかもしれなかっただけに、残念でなりません。

 

池のなかでは(手を突っ込むとまだ冷たくて大変ですが)、カワニナたちがゆっくり動き回っていました。水面に頭(?)を出したので、一枚写真を撮ってみましたが、拡大してみると湾曲した水面に空とビオトープの風景が写っていました。

 

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