緑のネットワーク通信

2013.09.11

ドイツ研修旅行

夏休みに実施された「ドイツ研修旅行」のようすを紹介します。

ドイツ研修旅行後半のプログラムで人口10万人ほどの町トリアに来ています。トリア大学の下羽先生とは長年お世話になっていて日本語学の学生と交流をしています。日本語学科のドイツ人は400人ほどいて日独のかけはしになる人材が多方面に活躍しています。獨協中学・高等学校の生徒、東京家政大学の学生とトリア大学の学生と「外食・中食、内食の日本とドイツの違いについて3班に分かれ、パワーポイントによるプレゼンを二日かけて行いました。外食の定義、エンゲル係数の違い、農産物の価格の違い、食に対する意識の違いなど様々な新しい問題意識を共有できる貴重な体験をしました。自分たちがテーマにした本当の学びのプロセスが実感できたと思います。ドイツトリア大学生と家政大、獨協生のすばらしいコラボレーションスタディを体験しました。

 

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今日はトリア郊外にある「森の幼稚園」を訪問しました。自然環境をそのまま園庭にして子供たちに逞しい野外体験と自立的な教育的な働きがけを通じてより人間的な成長を助けてる有名な幼稚園です。卒園した子供たちの特性として「集中力がある」「健康でバランス感覚にすぐれている」「子供らしい情操が豊かである」などがあり、ドイツでも人気があります。インディアンのティピとよばれるテントのような家やコンテナハウス、コンポストトイレなどの施設を見学しました。その後トリア大学に戻り、東京家政大学と獨協中学・高校生とトリア大学ドイツ人大学生の混合チーム3班にわかれ、「ドイツで日本の中食を売り込むとしたらどのような方法があるか?」というテーマを企業戦略にした会議をパフォーマンスする課題が出されました。難しいテーマでしたが研修旅行の前に事前学習を重ねていた事、ホームステイを共通体験にしてきた事等で各班のチームワークができていて見事な寸劇発表が披露されました。東京家政大学尾崎先生の地球市民教育実践なスキルの高さと研修旅行参加メンバーの学びの高い意識がレベルの高い共同学習を成功させました。このような体験が参加者全員にとって、これからの学びに有意義であったことを願います。

 

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